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from los angeles, california

Category: 映像作品

The Curious Case of Benjamin Button Trailer

ようやく出たようです. Apple – Trailers – The Curious Case of Benjamin Button David Fincherの次回作で,今自分が関わっている作品です. The Curious Case of Benjamin Button (2008) 都合上あまり書けないので,どこがVFXなのか想像して楽しんでもらえればと思います. 7/18/08 追記: 文字化け修正のため,再投稿しました.

3D – 3D

「3D = 3DCG」 ほんの数年前までは,業界でもこういう認識でした.ところが最近,映画産業界は立体視映画をビジネスに取り入れようとする動きを活発にしていて,「3D = 立体視」という認識に変わりつつあります.IMAXをはじめ,立体視を売りにした作品は以前から存在していましたが,上映できる施設が非常に限られていた事,製作に特殊な技術や撮影機器等が必要とされた事から,公開される作品数は多くありませんでした. 今,製作会社が立体視に注力するのは様々な要因があるようですが,何よりも業界全体が伸び悩んでいるからなのだそうです.毎年ヒット作はあるし,興行収入も減っているわけではないけれども,成長率は鈍化しているようなのです.そこで,このマンネリ感を打破するための起爆剤として立体視作品を使おう,という事らしい. 業界で最も立体視作品に積極的なのがDreamWorksで,Jeffrey Katzenbergはいろいろな所で「今後の映画産業を支えるのは立体視作品である」と話しています.自身も劇場主への新しい映写機器の導入について,かなりの圧力をかけていました.以下のページなど,経緯の参考になります. Variety Japan | 「次世代3D元年」へ 3DCGで作られる作品は,その制作方法に於いてとても立体視向きですし,その効果も大きいと思います.例えば”Beowulf”等の作品を立体視でご覧になった方は分かると思います.しかし,実写作品においても立体視はかなりの効果を生むかもしれません.自分はU2のライブを立体視で上映する,”U2 3D”のトレイラーを立体視で観た事がありますが,非常に感銘を受けました. U2 3D: The First Live-Action 3D Concert Movie, Featuring U2 — National Geographic仰天映像!9台の3Dカメラで撮影した世界的バンドU2の飛び出す映画 – 映画の情報を毎日更新 | シネマトゥデイ 業界のこのような流れを象徴するかのように,この”U2 3D”のプロデューサーが,今年のSIGGRAPH2008で基調講演を行うそうです. アニメ産業とビジネスの情報 ただ,肝心の映画監督の中には,立体視作品にあまり関心を持たない監督もいるようで,全ての作品が立体視へ移行するというわけではなさそうです.James Cameronなどはかなり前から立体視作品の有用性を説いていて,次回作”Avator”を立体視で作る事を公言しており,現在製作の真っ最中.VFXはWetaがやっていたはず. Variety Japan | ジェームズ・キャメロン監督が3-Dを語り尽くすVariety Japan | ジェームズ・キャメロン監督が3-Dを語り尽くすVariety Japan | ジェームズ・キャメロン監督が3-Dを語り尽くす こういう作品が立体視前提で企画されるようになると,製作の方法も大きく変わってくるだろうなと思います.何はともあれカメラの動き,使い方が全く変わるでしょうから,今までと同じやり方は通用しなくなるでしょう.上記の記事では1秒間のコマ数にも触れられていますが,48fpsなんて考えただけでも恐ろしい. まずは”Avator”の完成を楽しみにしよう.

IRON MAN

“IROM MAN”を観てきました. IRON MAN :: OFFICIAL SITE :: IN THEATERS MAY 2ND, 2008 前評判も良かったのですが,面白かったです. 展開が少々チープかなーと思わせる所もありましたが,全体的に飽きさせない展開と映像で,楽しめました. メインのVFXはさすがのILM.他にもいくつかのスタジオが参加していたようです.今回は特に,スーツの金属の感じがとても良くできていました.以下の記事に,本物のサンプルのBRDFを測定したような事が書いてありますね.そのデータを実際のレンダリングに使ったかどうかは書いてませんが… fxguide – vfx training – How to Paint a Digital Car 自分も”Matrix”シリーズと”Catwoman”を製作した時に同じアプローチのlookdevをやった経験がありますが,測定されたBRDFというのは融通が利きづらく,実際のショットで上手く使うのはなかなか大変で,シェーダに色々なトリックを仕込む必要がありました.個人的には,測定データをそのまま使うよりは,analyticalなBRDFモデルを使って近似する時のリファレンスとして使う方がいいのかも知れないと思います. あとはいつものように記事のリンクを. Iron Man ….. >> VFXWorld / Feature Articles << ….. ….. >> VFXWorld / Feature Articles << ….. fxguide – vfx blog – Iron Man – [...]

Speed Racer

何かと話題の”Speed Racer”.Digital Domainは多くのショットを製作したので,会社でスクリーニングがありました. Speed Racer In Theaters May 9th 自分もほんの少しだけヘルプをしましたが,本当に短い期間だったのでクレジットには載っていないと思います.エンドロールがもの凄く見辛くて確認できなかった(笑). 映画の感想は… 何と言いますか,好みの分かれそうな作品でした.自分はイマイチだったかな.どちらかというと子供向けじゃないかと思います.シンプルなストーリー,派手なアクションとstylizedな映像.好きな人には受けると思いますが,それを稚拙に感じる人もいると思います. それが災いしたのか,残念ながら興行収入もあまり振るっていません.二週目の週末を終えた時点で約3000万ドル弱.一週目もトップは取れませんでした.これから先は大物作品が続々公開される予定ですから,後はこのまま下がる一方でしょう.このせいで他の日本アニメ/マンガの映画化企画が及び腰にならないといいのですけど. トレイラーを観ても解かると思いますが,映像は非常に実験的です.いわゆる実写映画のVFXという感じはなく,どちらかというとゲームっぽい絵です.むしろ最近のレースゲームの方がよっぽどリアル(笑).ただ,それがCGショットだけではなく実写部分にも同じテイストが与えられているので,全体として一つのスタイルになっています.こういう映像はVFXスタジオ側としてはディレクションが通常のそれとは随分違いますから,やり辛かったでしょうね. いくつか記事を見つけたので張っておきます. ….. >> VFXWorld / Feature Articles << ….. 『スピード・レーサー』の特殊視覚効果:動画インタビュー | WIRED VISION ….. >> VFXWorld / Feature Articles << ….. CGSociety – Speed Racer ネタ元の日本ではどういう反応が出るか,興味深いところです.

I Am Legend – 2

今日は宣伝です. 映画”I Am Legend”で,たくさんのショットがカットされてしまった話は以前書きましたが,あまりに変更され過ぎたせいか,先日発売になったDVDにAlternate Endingとして収録されています.しかも,カットされたショットだけがおまけとして入っているのかと思っていたら,二枚目のディスクに完全な別バージョンの映画として収録されていました.見た感じでは,Imageworksで我々が製作したショットは全部入っているようです. 主にアニメーションについての話ですが,別エンディングについて書かれた記事があったのでリンクを. ….. >> VFXWorld / Feature Articles