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from los angeles, california

Category: 映像作品

Transformers: Revenge of the Fallen

今更ですが,”Transformers: Revenge of the Fallen”について. Transformers: Revenge of the Fallen | Official Movie Site & Trailer 日本でも公開になっていますから,観た人も多いと思いますが,まあ,映画作品としては前作同様な感じでしたね.映像がウリでストーリーは分かりやすく.深く考えずに楽しむ作品でした. 自分はIMAX版を観たのですが,あいにくスクリーンに近い席しか取れず,画面が広い上に動きの早い映像だらけで,酔いそうになってしまった(笑).IMAXにも向き不向きな映像がありますねー. さて,ウリのCGですが,もう大変な事になってましたね.森での格闘シーンとか,合成は相当難しかっただろうと思うんですが,力技で乗り切ったんだろうか. 雑誌やネットで見るところ,ILM的にはギザのピラミッドの破壊なんかで使われた,大規模なrigid bodyシミュレーションが今回のhot topicみたいです.GPUを使った並列化と高速化とか.シミュレーションとか難しくてよく分からんのですが,並列化ってできるもんなんですね?素人考えだと,時間軸に沿って結果が伝播してくような計算って並列化するのは難しそうに思うんですが.賢い人がいるんですね.世の中には. この作品はDigital Domainでもいくつかのシーケンスをやりました(残念ながら自分は参加していません).社内でhow to movieを見ましたが,AliceというDecepticonが,女性の姿から変身するショットが良くできてました.以下のリンクにも記事があるので参考にしてください. ….. >> VFXWorld / Feature Articles << ….. CGSociety – Transformers: Revenge of the Fallen fxguide – vfx blog – Transformers Revenge of the Fallen ちなみに,最後の終わり方からすると三作目もありそうです.

UP

Pixarの新作,”UP”を観てきました. UP : Official Site いつも思うんですが,Pixarはトレイラーがイマイチじゃないですかね?トレイラーの印象よりもずっと面白かったです.「冒険活劇」という言葉がピッタリな作品でした.所々,宮崎駿作品を感じさせるショットがあって,ニヤリとさせられます. Pixarの作品はスタイルが固まりつつありますから,ビジュアル面で驚くようなものは感じませんでしたが,無数の風船をシミュレーションするのは難しかっただろうと思います.ていうか,既存のツールじゃ無理じゃないか? いつものようにオンラインで読める記事を少し. Computer Graphics World – The Shape of Animation Production Focus : UP – Pixar Character Design | Artist Interviews Pixarと言えば,カナダはVancouverに新しいスタジオを作る予定だとか.feature filmはやらないみたいですけど,Vancouverはとてもいい所だし,就労ビザも取りやすいのでいいかも. Pixar to open Vancouver studio ちなみにアメリカのH1B,不況のせいで今年は余ってるそうです.

TERMINATOR SALVATION

“TERMINATOR SALVATION”を観てきました. TERMINATOR SALVATION “TERMINATOR”シリーズ大好きなのですが,この4作目はbox office的に全然奮っていなかった(5週目で10位まで転落)ので,つまらないんだろうと思いつつ観に行ったら,良い意味で裏切られました.面白かったです. 確かに前作までとは違った雰囲気の作品になっているので,いわゆる”TERMINATOR”を期待していた人には不評だったのかもしれません.今までよりももっと人間を描いた作品になっています. さて,”TERMINATOR”と言えばILM.例に漏れず今回もきっちり仕事してました.前回の”X-MEN”がイマイチすっきりしなかっただけに,こういう映画はVFXの出来が満足度にも影響するなと感じた次第です.落ち着いて観ることができるっていうか. CGSociety – Terminator Salvation ….. >> VFXWorld / Feature Articles << ….. 米CGW誌の先月号にも特集記事があったのですが,ILMはBRDF + envmapのimportance samplingをPRManに実装したとありました.あんなもんPRManに実装って,どんだけ手間だったんだろうか… BRDF殆ど丸々DSOで,とかそんなんになりそう. “TERMINATOR”といえば,アメリカではテレビシリーズもやってるんですよねー.観てないんですが. Terminator – Home 続き物で結構長いみたいです.

X-MEN ORIGINS WOLVERINE

“X-MEN ORIGINS WOLVERINE”を観てきました. X-MEN ORIGINS WOLVERINE 実は最初のX-MENを観ていないので,話が分からないかも?と思いましたが,大丈夫でした.大当たり,と言うほどではありませんでしたが,面白かったです.なにより,Wolverineがメチャかっけー.葉巻くわえた顔なんかシビレますね. ただ,VFXはちょっと残念な出来.不自然なショットが多くて気になってしまいました.クレジットをみた所,たくさんの中小スタジオが参加したようなので,統一感のなさも原因だったのかなと思います. fxguide – visual effects school – Wolverine : The Making of an X-man ….. >> VFXWorld / Feature Articles << ….. X-MENと言えば,公開前に未完成ロールが流出してしまい,その中に参加VFXスタジオのRising Sun Picturesのキャプションが残っていたため,流出元として疑われた事件がありました.最終的にどういう結論になったんでしょうね?まあ,同じ業界にいる身からすると,正直どこから漏れてもおかしくない感じはします(笑). バラエティ・ジャパン | 『X-メン』流出事件で視覚効果会社は関与否定 次のX-MENは日本が舞台になるかも知れないそうです.作品の最後にもそれらしいショットがありましたし,可能性は高い. ヒュー・ジャックマンが主演する「ウルヴァリン2」の舞台は日本? : 映画ニュース – 映画のことならeiga.com Wolvarineが日本でねえ.ちょっと面白いかも.

The Curious Case of Benjamin Button

観てきました. The Curious Case of Benjamin Button 約一年,この作品に関わりました.無事に出来上がってとりあえずメデタシ.クレジットも貰えたし. 作品を全部通して観たのは初めてだったのですが,とてもいい映画でした.巷の評価は最高!とは言えないようですが,自分は気に入りました.今まで製作に関わった作品の中では一番だと思います. さて,VFXに関する記事がちらほらメディアに出始めましたね.そろそろ書いてもいいかと思うので少しだけ.以下,ネタバレに繋がる恐れもあるので気をつけて下さい. 幼少の頃,つまり老人の姿をしているBenjaminは,首から上が全てCGで出来ています.Brad Pittの顔の動きをキャプチャーして,CGで出来たBenjaminの顔にアサインしています.撮影では体の小さな別の役者さんが演技をしました. 自分は主に毛のレンダリングを担当しましたが,顔のlookdevも少しやりました.あとはショット毎のone-offな改善が多かったかな.あんまり役に立ってません(笑). うちの会社(Digital Domain)はメディアに対して「この作品で我々は”不気味の谷”を越えた」と豪語しているようですが,どんなもんでしょう.作った側からは客観視できませんので,判断は観ていただく皆さんに委ねようと思います. 見つけた記事をいくつか張っておきます. fxguide – vfx knowledge – The Curious Case of Aging Visual Effects ….. >> VFXWorld / Feature Articles