little things of mine

from los angeles, california

Category: 映像作品

Inception

遅ればせながら”Inception”を観てきました. Inception 日本でもとっくに公開しているので,みなさんもうご覧になったでしょうね.自分はなぜかタイミングを失って今まで観てませんでした.さて. 面白かった! 久しぶりにストーリーに引き込まれる映画でした.正直言って,話が複雑な上に慣れない単語が多く,英語のままだとイマイチ理解できない細部がたくさんあったのですが,大筋は理解しました.最後がちょっと良く解らなかったのですが...(敢えて書かないでおきます) VFXも素晴らしかったですねー.Double Negativeだそうですが,パリのシーケンスなんか最高でした.クリーチャーやメカを作るのではなく,これぞVFX!という感じの仕事でしたね.ああいうプロジェクトに参加してみたいものです. 色々な記事を読むと,かなりの部分が実際のセットを使って撮影されたそうですが,無重力シーンとか,ホントに良くできてましたねえ.格闘する場面はワイヤーで吊るされてるんでしょうか?だとしたら,その状態であんな動きができるのだろうか?あと,グリーンバックもほとんど使われなかったそうです.rotoの人達メチャ頑張ったんでしょうね. 以下のリンクはCGではなく,セットのお話. fxguide – vfx knowledge – Inception 日本語字幕付きでもう一度復習したいです.

IRON MAN 2

“IRON MAN 2″を観てきました. Iron Man 2 | Trailer & Official Movie Site | Now Playing んー.なんと言いましょうか.正直に言いましょうか. 「つまんなかった」 映像は良かったのですが,ストーリーのダルさが映像を楽しむのを邪魔してる感じ,と言えばいいかな.普通,逆な事が多いと思うんですけど.1の方がキレがあって断然良かったと思います. VFXはメインがILMとDouble Negative.その他に結構な数のスタジオが参加していました.そのせいかも知れませんが,出来に少々バラツキがあったように感じました.コンプの甘いショットも結構あった.バトルシーンは物量増えたにも関わらず,流石にクオリティ高かったです.恐らくはメインの二社によるものでしょう. 最後の終わり方からすると,3もありそうですね.

AVATAR

はい,観てきました. Avatar Official Movie Website | In Cinemas December 18 ストーリーに関しては,あまり意外性がなかったな,という印象.予想される展開がずーっと続いて,そのまま終わった感じでした.まあ,blockbuster映画のほとんどは同じなんですけど,前評判のせいで無意識のうちに期待してしまっていたのかもしれません. 映像は一言で言うと「前代未聞の密度」と言えると思います.正直言うと,巷で言われるほど革新的なものを感じたわけではありませんでしたが,物の量,動きの細かさ,視覚的な複雑さは物凄いものがありました.あのふざけた密度のジャングルとか,もうアリエナイ.今年のオスカーは決まりでしょう. キャラクターもメチャメチャ良くできてましたね.合成もほぼ完璧.馴染ませるために実写の方をいじっているようなショットもありましたから,どこまで本物かもうわかりませんけどね. 今回はRealD方式の立体視で観たのですが,自分はやはり奥行き感がショット毎に変わりまくるのが苦手なようで,軽く酔ってしまいました.機会があれば通常版で観直してみたい感じ.IMAX3DとかDolby3Dだともっとマシなんでしょうかね?でも,焦点位置までの距離がスクリーンまでの距離に強制的に固定されるのは変わらないんじゃないかと思うんですが,どうなんでしょう. 以下ポインタです. Weta Digital Avatar ZBrushCentral – Avatar Player CANAL+ YouTube – Avatar Human Hardware Featurette 映画「アバター」制作の舞台裏–リアルな視覚効果を生み出した2大スタジオの共同作業:スペシャルレポート – CNET Japan boxofficeも快進撃中ですが,どこまで行くでしょうねー.James Cameronは自己記録を塗り替える事ができるでしょうか?

2012

“2012″を観てきました. 2012 – Official Movie Site Roland Emmerich監督作品で,彼の大好きなdisaster movieです.今までも色々と撮りましたが,今回はそりゃもう凄いレベルでdisaster.VFX好きな人は必ず観ましょう.まあ,正直ストーリー自体は寝てても解るような物でしたが,映像は必見です. VFXはUncharted Territory,Imageworks,Scanline,Double Negative,Digital Domain等が製作していました.全般的にクオリティはとても高いのですが,やり過ぎな所が逆にリアリティを失わせている感じはします(これはこの作品に限った事ではないのですが).印象に残ったのはScanlineの津波,Double Negativeの爆発,DDの破壊,ですかね.エフェクトの種類がそれぞれ違いますが,どれも甲乙付け難い出来でした. 自分はUncharted Territoryというスタジオをこの作品で初めて聞いたのですが,どうやら一風変わった会社みたいです. Uncharted Territory, LLC – Home この会社はVFX請負スタジオではなく,作品のプロデュースから手がける会社で,VFXワーク「も」できます,というスタンスらしい.しかもアーティストや設備は,そのプロジェクト毎にビルドアップし,終わったら解散して設備も売却,という形をとるようです.全員project hireって事なんだろうか?ちょっと怖い感じもしますが,経営的には無駄がなくていいんでしょうねえ. 当然,腰を据えた開発などはせず,サードパーティー製のツールをかき集めて作業するみたいですね.ショットはとても良くできていました.彼らと同じツールは誰でも手に入れる事ができるわけで,使う人が使えばあのクオリティが出せるんですねー.道具はあくまで道具,という事を改めて感じます. さて,この作品は自分も関わっていましたが,プロジェクトの初期に短期間だけだったので,クレジットはされていません.その代わり,と言ってはなんですが,来月のSIGGRAPH Asia 2009に,”2012″関連のSketchが通りました.これについては別エントリーで詳しく書きます. 最後にメイキングのリンクを… と思ったのですが,スギログさんの所にとても良くまとまっていましたので,それを拝借(笑).あと,DDのVFXについて詳しい記事を見つけたのでついでに. スギログ(sugilog): 『2012』のメイキング情報まとめ スギログ(sugilog): 『2012』のメイキング記事(新着) CGSociety – 2012 日本でも来月公開なようですね.”I love VFX”な人は是非.

District 9

“District 9″を観ました. District 9 – Official Site 宣伝ではやたらとPeter Jacksonの名前が出てきますが,彼はプロデューサーで,監督はNeill Blomkampという人だそうです. 低予算映画とのことでしたが,いやいや,とても興味深い作品でした.「エイリアンが地球にやってくる」という手垢の付きまくったありがちな題材を,社会的なリアリティ(風味?)を以ってとても上手く仕立ててあります. ただ… 虐殺シーンが多くて,観ていて少し気分が悪くなってしまいました.デートで観に行くのはあまりお勧めしません… さて,Sci-Fi作品ですから,VFXショットは多いです.例に漏れず複数のスタジオが参加していますが,Peter Jackson絡みでメインスタジオはWetaかと思いきや,カナダのImage Engineという所が請け負ったそうです(Wetaも少しやってます).いわゆる業界大手ではないと思いますが,これがとても良くできてました. 作品自体がドキュメンタリー調に撮られているので,1ショット内でキャラクターが結構動くため,ショット内でライティング状態が大きく変化するものが多かったんですが,それが違和感なく作られていて感心しました.IBLはこういうシチュエーションに弱いはずですが,うまく解決されていました.優秀なアーティスト達の努力のおかげかもしれませんが. fxguide – vfx tips and training – District 9 District 9: Bringing Back ’80s Sci-Fi | AWN | Animation World Network Neill Blomkamp Talks District 9 | AWN | Animation World Network CGSociety – District 9 CGSociety – [...]