Posted by ますお on Jan 8, 2010 – 8:51 pm
はい,観てきました.
Avatar Official Movie Website | In Cinemas December 18
ストーリーに関しては,あまり意外性がなかったな,という印象.予想される展開がずーっと続いて,そのまま終わった感じでした.まあ,blockbuster映画のほとんどは同じなんですけど,前評判のせいで無意識のうちに期待してしまっていたのかもしれません.
映像は一言で言うと「前代未聞の密度」と言えると思います.正直言うと,巷で言われるほど革新的なものを感じたわけではありませんでしたが,物の量,動きの細かさ,視覚的な複雑さは物凄いものがありました.あのふざけた密度のジャングルとか,もうアリエナイ.今年のオスカーは決まりでしょう.
キャラクターもメチャメチャ良くできてましたね.合成もほぼ完璧.馴染ませるために実写の方をいじっているようなショットもありましたから,どこまで本物かもうわかりませんけどね.
今回はRealD方式の立体視で観たのですが,自分はやはり奥行き感がショット毎に変わりまくるのが苦手なようで,軽く酔ってしまいました.機会があれば通常版で観直してみたい感じ.IMAX3DとかDolby3Dだともっとマシなんでしょうかね?でも,焦点位置までの距離がスクリーンまでの距離に強制的に固定されるのは変わらないんじゃないかと思うんですが,どうなんでしょう.
以下ポインタです.
Weta Digital Avatar
ZBrushCentral – Avatar
Player CANAL+
YouTube – Avatar Human Hardware Featurette
映画「アバター」制作の舞台裏–リアルな視覚効果を生み出した2大スタジオの共同作業:スペシャルレポート – CNET Japan
boxofficeも快進撃中ですが,どこまで行くでしょうねー.James Cameronは自己記録を塗り替える事ができるでしょうか?
Posted by ますお on Jan 1, 2010 – 3:14 pm
謹賀新年
もう六年目かあ…
昨年は,仕事の面ではあまり成長できなかった気がします.プロジェクトが不遇だったのもあり,新しい事をほとんどやれませんでした.
今年は何か違った事にチャレンジしたいと思っていますが,さて如何に.
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます.
Posted by ますお on Dec 17, 2009 – 1:17 pm
ファイナルアンサー?
南極観測船・先代「しらせ」を環境のシンボルとして再生
以前の報道で,廃棄される事が決まったと読みましたが,今度こそ生き延びたみたいですね.
良かった良かった.
Posted by ますお on Nov 30, 2009 – 9:57 pm
SIGGRAPH Asia 2009にSketchが通りました.
SIGGRAPH Asia 2009 Advance Program (PDF)
Sketches
Thursday, 17 December, 9:00 AM – 10:45 AM
Production Session 1: Pipeline
Earthquake! Building a Pipeline to Destroy Los Angeles in “2012”
Haarm-Pieter Duiker
Rito Trevino
Osiris Perez
Masuo Suzuki
Digital Domain
内容は,”2012″で使われた,ライティング及びレンダリングパイプラインについてです.このプロジェクトは物量が凄かったので,今までのものでは対応しきれず,新しく作り直す必要がありました.自分はその中でPRMan用のDSO pluginを書いただけなのですが,幸運にもauthorに入れてもらえました.残念ながら自分は喋りに行けませんが,代わりに同僚がプレゼンをします.
自分の書いたDSOは,effectsがHoudiniで作成したbgeoフォーマットのジオメトリを,直接PRManで読めるようにするための物です... っと書くと簡単なんですが,レンダリングするためにはマテリアルやテクスチャ,その他attributeのアサインを全部やらなければならず,形状だけ読み込んでOK,というわけにはいきません.モーションブラーのサポートも必要です... っと書くと今度はすごく大変そうですが,そうでもありません(笑).
ちなみに別の同僚はPosterに入っています.
Volumetric Texture for Fissure in “2012”
Tadao Mihashi
Haarm-Pieter Duiker
Digital Domain
セッションの詳しい内容はここでは書けませんので,参加される方は是非聞いてみてください.
Posted by ますお on Nov 30, 2009 – 8:35 pm
“2012″を観てきました.
2012 – Official Movie Site
Roland Emmerich監督作品で,彼の大好きなdisaster movieです.今までも色々と撮りましたが,今回はそりゃもう凄いレベルでdisaster.VFX好きな人は必ず観ましょう.まあ,正直ストーリー自体は寝てても解るような物でしたが,映像は必見です.
VFXはUncharted Territory,Imageworks,Scanline,Double Negative,Digital Domain等が製作していました.全般的にクオリティはとても高いのですが,やり過ぎな所が逆にリアリティを失わせている感じはします(これはこの作品に限った事ではないのですが).印象に残ったのはScanlineの津波,Double Negativeの爆発,DDの破壊,ですかね.エフェクトの種類がそれぞれ違いますが,どれも甲乙付け難い出来でした.
自分はUncharted Territoryというスタジオをこの作品で初めて聞いたのですが,どうやら一風変わった会社みたいです.
Uncharted Territory, LLC – Home
この会社はVFX請負スタジオではなく,作品のプロデュースから手がける会社で,VFXワーク「も」できます,というスタンスらしい.しかもアーティストや設備は,そのプロジェクト毎にビルドアップし,終わったら解散して設備も売却,という形をとるようです.全員project hireって事なんだろうか?ちょっと怖い感じもしますが,経営的には無駄がなくていいんでしょうねえ.
当然,腰を据えた開発などはせず,サードパーティー製のツールをかき集めて作業するみたいですね.ショットはとても良くできていました.彼らと同じツールは誰でも手に入れる事ができるわけで,使う人が使えばあのクオリティが出せるんですねー.道具はあくまで道具,という事を改めて感じます.
さて,この作品は自分も関わっていましたが,プロジェクトの初期に短期間だけだったので,クレジットはされていません.その代わり,と言ってはなんですが,来月のSIGGRAPH Asia 2009に,”2012″関連のSketchが通りました.これについては別エントリーで詳しく書きます.
最後にメイキングのリンクを… と思ったのですが,スギログさんの所にとても良くまとまっていましたので,それを拝借(笑).あと,DDのVFXについて詳しい記事を見つけたのでついでに.
スギログ(sugilog): 『2012』のメイキング情報まとめ
スギログ(sugilog): 『2012』のメイキング記事(新着)
CGSociety – 2012
日本でも来月公開なようですね.”I love VFX”な人は是非.