Making of Nissan “Cougar” & “Croco”
同僚から送られて来た作品を紹介. イギリスで放送されている日産自動車のTVコマーシャルで,製作はフランスのMikrosというスタジオです. Mikros Image : Nissan ‘Cougar’ Mikros Image : Nissan ‘Croco’ この映像そのものは良くある感じのコマーシャルなのですが,以下にあるメイキング映像がとても良くまとまっているので,ファイルサイズが200MBと大きいですが,是非見て欲しいと思います.これはこの作品でCG Effect Supervisorを勤めたBenoit Hollという人の個人サイトみたいです.この人が同僚の知り合いらしい. ポイントは,compositeのstep-by-stepです.使われるパス(レイヤー)と,手順の多さを見て下さい.コマ送りにすると分かりやすいかも. Ben gallery 車やキャラクターのレンダリングにはIBLが使われているようですが,見て分かるように,どうしてもそのままでは実写に馴染みません.これを馴染ませるために,非常に多くの手順を踏んで最終的な絵になって行くのが良く分かります. パスの数も,この動画から分かるだけでも,キャラクター,背景の追加オブジェクト,カラーコレクション用のマスク,shadowパス,dustやdebrisなどのエフェクトとそのマスク,ambient occulusionパス,motion blur用のmotion vectorパス,z-depthパスなどがあります.キャラクターのパスはまた細かく分けられていると思うので,一枚の絵を作るだけでもかなりの数になります. これらをまとめ上げるcompositeという作業は大変ですが,それに見合うだけの面白さがあると,自分は思います. 余談ですが,アメリカでも車のCMはVFXが贅沢に使われた物が多く,そのかなりの数がDigital Domainによって製作されています. ..:: DIGITAL DOMAIN ::..