妻の入院中の空き時間に読了.
結構話題になったようだし,映画化もされましたから,御存知の方も多いと思います.
純粋に面白かったと思いました.数学に対する憧れみたいなものが少しでもある人には,より楽しめるのではないでしょうか.
それにしても,作者の小川洋子さんは,ストーリーに登場する数式や数学的概念をこの作品の為に学ばれたのでしょうか.そうだとしたら,素晴らしい想像力と洞察力をお持ちな方ですね.小説家を生業とされている方は皆そうなのだろうか.
映画の方は未見ですが,7月にDVDが発売になるようです.
博士役の寺尾聰さんは良い配役ですねえ.


2 Comments
この映画、日本から帰ってくる飛行機で観た。
雰囲気とか、出演している役者さんとか好きだった。
ただ、ちょっと気になったのは、80分(だっけ?)しかもたないはずの博士の記憶という設定が、ストーリーが進むにつれて徐々にゆるくなっていた様に感じられてしまったこと。記憶に障害を持った人がテーマの映画は、近年では「Memento」や「50 First Dates」があったけど、どちらも「この記憶が短時間しかもたない」っていう設定を、もっと徹底していたように感じた。
ちょっと頭がおかしい数学者つながりでは、ラッセル・クロウの「A Beautiful Mind」も面白かったよ。
原作を読んでいる時にもそれは感じました.
それに細かい事を言えば,80分しか記憶が持たない人間が,
果たして懸賞問題を解いたり球観戦をしたりする事は可能なのかとも思いましたが,
この作品において,そういうのは敢えて目をつぶる事なのかなと思います.
紹介して戴いた,もっと記憶障害に焦点を当てた作品も面白そうですね.