中国てなもんや商社
by ますお
久しぶりに本を読みました.
ある女性が深く考えずに入社した会社で,中国との貿易を通して奮闘し,成長してゆく様子がコミカルに描かれています.
著者は,自虐的な文章や言い回しで物語の面白さを演出していますが,その内容は決して軽いものではありません.
急成長の階段を凄い勢いで駆け上る中国の達成感や息切れが,筆者の素晴らしい洞察力を通して記されています.
そして,登場人物達の言葉一つ一つにはそれぞれに重みがあり,中国という大きな国は想像よりも遥かに複雑である事の一端を教えてくれます.
この作品は映画作品にもなっているらしいのですが,自分は未見です.DVDは出ていないようなので,こちらで見つけるのは難しいかなあ.
