確定申告
by ますお
確定申告の時期です.
日本では,確定申告が必要なのは自営業や会社を経営されている方だけですが,アメリカでは,会社に勤める会社員であっても,毎年自分で確定申告をしなければなりません.
毎年新年が明けると,勤務先からW-2という書類が送られてきます.これは日本で言う源泉徴収票のような物で,ここに記載されている情報を元に申告書類を作成します.
IRSという日本の国税庁に相当する政府機関のウェブページへ行くと,手続きの仕方が書いてあって必要書類がダウンロードできるのですが,はっきり言って訳が分かりません.お役所の手続きが難解で面倒なのはどこの国も同じなようです.
で,上記の書類以外にも申告の方法はあって,税理士さんに頼むのが一つ,もう一つは専用のアプリケーションを使って書類を作成する方法です.
この時期になるとスーパーや電化製品,文房具店等で売り出される,”TurboTax“,”TaxCut“などというソフトウエアを使うと,PC上でW-2に従って数字を入力していくだけで書類が出来上がり,あとはそれを郵送するだけで済みます.書類は郵送の代わりにネットで直接IRSに転送する事もできて,かなり楽です.
これらのソフトウエアは$40から$70くらいまでいくつかバージョンがあり,細かい申告ができるほど値段が高くなります.色々な項目を細かく申告すると,節税の率が高くなる「場合が」あるそうなんですが,普通の会社勤めの人にはあまり意味がないらしい.
また,上記のようなソフトウエアはウェブ版もあって,ウェブサイトから同じように情報を入力すれば申告ができます.値段は少し安いのですが,面白いのが,締め切りの日(毎年4/15)が近づくと段々値段が上がっていくのです(笑).
こんな物,一度リテール版を買えば毎年使えるだろうと思うでしょう.自分もそう思ったのですが,これがそうも行かず,毎年微妙に計算式や税率が違うんだそうです.書類その物も変わっている事があるとか.
まあ,税金は毎年の経済状況でも変化するでしょうから仕方が無いと思いますが,こういうアプリケーションを開発している会社では,毎年必ず仕様が変わる訳で,開発は結構面倒なんじゃないでしょうか.
きっと開発している人達は,自分たちで開発したアプリケーションを使わなくても,自分で申告ができてしまうくらいになっているでしょう(笑).